セミナー情報

財務の極ーきわみー 4月19日
税理士法人未来財務セミナー担当の田中です。
平成29年4月19日(水)に「財務の極ーきわみー」を開催しました。
講師は代表の中野洋が務めました。
キャッシュ・フローなど自社の見直しにお役に立てましたでしょうか?
第一部では、
自社の現状を把握するために貸借対照表、損益計算書そしてキャッシュ・フロー計算書を見ていきました。
貸借対照表は、バランスシート(Balance Sheet 、B/S)とも呼ばれ、
「流動資産・固定資産・流動負債・固定負債・純資産」の5つに分けて会社の財産を見ます。
この5つのバランスパターンによって自社の安全性が分かります。
損益計算書はProfit and Loss statement(P/L)とも呼ばれ、
「売上総利益(売上総損失)・営業利益(営業損失)・経常利益(経常損失)・税引前当期純利益(税引前当期純損失)・当期純利益(当期純損失)」の損益を通して、会社の収益力を見ます。
前年と比べて損益をただ見るだけでなく、ある順番でチェックすることで、自社の経営状況をイメージすることができます。
キャッシュ・フロー計算書は、Cash Flow statement(C/F)とも呼ばれ、
実際のお金の流れで会社の実態を表す財務表です。
キャッシュ・フロー計算書は「営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー」の3つの活動に分かれています。
セミナーでは、このキャッシュ・フローを中心にキャッシュ・フロー計算書の構造についてお話しています。
キャッシュ・フロー計算書は、3つの活動の組合せによって自社の経営状況が見ることが出来ます。
名前は聞いたことがある、「貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書」ですが、セミナーに参加してみて新に発見することなどありましたら幸いです。
第二部では、
自社の戦略を見定めるをテーマにさまざまな販売を例にして確認していきました。
皆さまは利益を出すためにどのような戦略が思い浮かぶでしょうか?
売価を上げる、売る個数を増やす、固定費を減らす・・・など戦略はさまざまあります。
しかし、会社の状況によっては選んだ戦略が全く効果が無い場合があります。
選択する戦略の違いに私も驚きました。
第一部で財務から経営状況の見直し、第二部で戦略を立て方について見ていきました。
一時間でとても濃い内容だったのではないでしょうか?
名前は聞いたことがあり、簡単に見えるものでも、イメージをしてみることで自分が思っていた会社の状況と実際の会社状況が異なっているかもしれません。
次回より第二部の戦略について演習時間を設け、セミナー時間を増やしました。
前回、今回と来ていただいた方ももう一度聞きたい!演習問題を解いてより理解を深めたい!
と思われた方は、ぜひご参加ください。(2回目以降の参加者は無料です)
いままで、ご都合が悪く参加できなかった方も次回は6月28日(水)に開催しますので、
ぜひご参加ください。